でんき学習会・第1弾(2022/12/5) 報告

 「見直そう!家電とエネルギー」をテーマに環境ジャーナリストの高橋真樹さんにお話しいただきました。現在の気候危機を食い止めるには、産業革命前からの気温上昇を1.5℃以内に抑える必要があると言われていますが、なんと、す



でに1.15℃も上昇しているとか。「残された時間は少ない!」という高橋さんの言葉が胸に刺さります。

 学習会では、私たちがすぐにできる対策が2つ紹介されました。

1つ目は、がまんしない省エネ。冬は暖房に費やすエネルギーが大きくなりますが、節電して寒さを我慢するのではなく、家の断熱性を上げることで熱効率は驚くほどアップ!特に窓からのロスを防ぐため、内窓の設置や隙間テープの活用などがおススメだそうです。

 2つ目は、電力会社の切り替え。気温上昇の原因となるCO₂の排出を減らすことは、気候危機対策につながります。再生可能エネルギー由来の電気を販売する会社に切り替えることで、発電の際に発生するCO₂を大幅に減らすことができるのです。食べものと同じように電気も、目先の価格だけなく「どのようにつくられているか」を考えて購入する時代だというお話に、大いに共感しました。

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(横浜北生活クラブ生協理事 環境平和担当 野瀬かおり)

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